英数字から始まる用語

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3GPP
第3世代(3G)移動体通信システムの標準化プロジェクト。また、同プロジェクトによる移動体通信システムの標準規格。1998年12月、アメリカのT1、ヨーロッパのETSI、日本のARIB、TTC、韓国のTTAといった通信標準化団体が基になって結成され、後に中国のCWTSも加わっている。当初は、新世代携帯電話の国際標準「IMT-2000」の日欧方式であるW-CDMAの標準化を推進していたが、1999年のQUALCOMM社とEricsson社の合意を受けて、QUALCOMM社のcdma2000方式も取り込んだ世界共通規格を策定している。なお、3GPPから派生したプロジェクトとして、cdma2000の標準化を進めている3GPP2が存在する。こちらは、cdma2000側へ3GPPの仕様を取り込む活動を行っており、3GPPを補完する役割を担っている。日本では、NTTドコモとJフォンが次期サービスにW-CDMAを採用するため3GPPに準拠しているが、KDDI(au)はcdma2000によるサービスを計画しており、3GPP2に準拠している。
3GPP2
第3世代(3G)移動体通信システムの標準化プロジェクトの一つで、国際標準のIMT-2000規格のうち、cdma2000方式の技術仕様の標準化を行っている。世界各地域の主な標準化団体が参加しており、主なメンバーはアメリカのTIA、日本のARIB(電波産業界)とTTC(情報通信技術委員会)、中国のCWTS、韓国のTTAなど。1999年1月に設立された。アメリカのQUALCOMM社が中心となって開発されたcdma2000方式がIMT-2000標準の一部として採用されたのを受けて、詳細な技術仕様の調整と標準の策定を行う機関として設立された。これに先立ち、IMT-2000のもう一つの主要な方式であるW-CDMA規格の標準化を推進する団体として、3GPPが設立されている。
AAC
AACとは、Advanced Audio Codingの略で、音声を圧縮する方式のこと。MPEGの規格の1つで、「MPEG-2 AAC」や「MPEG-4 AAC」が存在する。 MP3などのフォーマットに比べ、高音質でデータを小さくできるため、ネットでの音楽配信などに利用されることが多い。サンプリングレートは最高96kHz。マルチチャンネルオーディオなどにも対応している。AACはアップルのiTunesやiPodがサポートしたことで、利用の機会が拡大。AACを利用するソフトや機器が増えることとなった。 AACを利用するファイルの拡張子は「.mp4」「.m4a」「.3gp」など種類が多い。地上デジタル放送やワンセグなどの音声にもMPEG-2 AACで符号化され利用されている。
API
Application Programing Interfaceの略。アプリケーションをプログラミングする際に必要となる機能を提供してくれるインタフェース。
Apple HTTP Live Streaming
iOSやSafari 4.0以上、RokuセットトップBOXなどが対応しています。またHLSには暗号化通信にも対応しており、AES-128などのプロトコルがあります。
ASP
ASPとは、Application Service Providerの略で、インターネットなどを通じて、アプリケーションを提供する事業者や事業形態のこと。アプリケーションのレンタルとも言える。 アプリケーションは事業者側のサーバーに置かれるため、自社で1つ1つのPCにインストール、アップデートする手間やコストを削減することができる。たとえば、メールの送受信をする場合、本来であれば企業内にメールサーバーを設置し、それぞれのPCにメーラーをインストールしなければならないが、ASPを活用すれば、それらをすべて外部に出すことができる。個人向けにプロバイダーなどが提供しているウイルスチェックサービスなども、ASPの一種といえる。 類義語にSaaS(Software as a Service)という言葉があり、厳密には異なるが、ASPとほぼ同じ意味で使われることも多い。動画配信では、配信サーバー(ストリーミングサーバー)、DRM認証サーバー、動画変換サーバーなどのアプリケーションをASP(SaaS)で提供されることが多い。
bps
データ通信の速度を表す単位。1秒ごとに何ビット通信することができるかを数値で表している。データ量の多い、1,000bpsの場合は1kbps、1,000,000bpsの場合は1Mbpsというように、k=キロやM=メガを付与し、大きい数字を省略して表記する。さらに千単位ごとにG=ギガ、T=テラとSI接頭辞が変化していく。 なお、1ビットはデータ情報の最小単位で、1バイトは8ビットにより構成されている。従って1kbpsは125バイト/秒、1Mbpsは125キロバイト/秒に換算することができる。
CDN
CDNとは、大容量のデジタルコンテンツを配信するにあたって、ひとつのサーバでは処理しきれないアクセスを複数のサーバに振り分け、ユーザに近いサーバから実際のデータ配信を行うネットワークシステムのことです。音楽や動画といったデジタルコンテンツは、従来インターネット上で流通してきたHTMLファイルなどと比べてサイズが大きく、ネットワーク越しで配信を行なうとネットワークに多大な負荷がかかってしまいます。このとき、ネットワーク上のさまざまな場所にデジタルコンテンツの配布拠点を用意し、ユーザのネットワーク位置に応じた最適な配布拠点を指示することで、大容量のコンテンツをスムーズにユーザに配信できるようになります。このようなシステムを構築して、多数のユーザにデジタルコンテンツを配信されるよう設計されたネットワークのことをCDNといいます。
CRC
CRCとは、データが正しく伝送されたかどうかを検査するためのコード。Cyclic Redundancy Check(巡回冗長検査)の略称。 データの送信元のコンピューターと受信側のコンピューターの相互で生成されたCRCコードを比較し、一致していればデータが正しく転送されたと判断される。
DivX
DivXとは、Dix, INCが提供するビデオコーデックのこと。ビデオコーデックとは、映像形式のエンコードやデコードをする装置のことで、DivXはMPEG-4の技術をベースに開発されており、AVI、ASF、OGM、MOVなど、さまざまな種類のコンテナフォーマットに格納することができる。高画質を維持しながら高い圧縮率を実現できることが特長で、広く普及している。高い圧縮率により、ファイルサイズが小さくなり扱いやすくなる。DivXでは映像のみを扱っている。 AVIなどのファイルはコンテナフォーマットと呼ばれており、動画と音声の両方を乗せている。DivXはそのうち動画を扱っており、DivXコーデックで圧縮した動画を扱うAVIなどのファイルを再生する場合、DivXのビデオコーデックをがなければ再生できない。映像や音楽では非可逆圧縮が有効で、データを削ることでファイルサイズを小さくする。
DRM
DRM(デジタル著作権管理)とは、デジタルデータの著作権を保護する技術です。オリジナルデータを秘密の符号方式によって記録し、特定のソフトウェアあるいはハードウェアでしか再生できないようにすることで、第三者による複製や再利用を難しくします。楽曲ファイルや画像ファイルの不正コピーへの対抗策の総称で、コピーの回数を制限する機能を再生ソフト等に組み込むのが一般的です。画像ファイルの電子透かしなども広くDRMに含まれます。
DSP
DSPとは、音声や画像のデジタル信号を処理するための専用プロセッサーのこと。信号処理で使われる積和演算を高速で処理できる回路が採用されており、20~100ナノ/秒で行うものもある。 携帯電話やビデオ信号の帯域圧縮、ネットワークの分野ではモデムの変調や復調に使用される。また、家電機器やロボットのモーター制御など、コンピューターのCPUに近い機能を持つものもあり、CPUの働きを一部肩代わりする場合もある。
FFMPEG
動画と音声を変換することのできるUNIX系OS生まれのフリーソフトウェアであり、libavcodec(動画/音声のコーデックライブラリ)、libavformat(動画/音声のコンテナライブラリ)、libswscale(色空間・サイズ変換ライブラリ)、libavfilter(動画のフィルタリングライブラリ)などを含む。ライセンスはコンパイル時のオプションによりLGPLかGPLに決定される。コマンドラインから使用することができる。対応コーデックが多く、多彩なオプションを使用可能なため、幅広く利用されている。
Flash HTTP Streaming
HDSプロトコルを使ってコンテンツをオンデマンド配信します。FLV、MP4、MP3ファイルなどに対応しています。
FLVファイル
FLVとは、主にAdobe Flash Playerで再生可能な動画ファイルの拡張子。拡張子SWFのFlash動画ファイル内に埋め込まれて使われるのが一般的で、Adobe FlashプラグインをインストールしたWebブラウザーを用意するだけで再生が可能。 データを随時受信しながらのストリーミング再生にも対応し、現在では多くのニュースサイトやYouTubeなどの動画配信サイトで採用されているほか、企業や個人ホームページでも活用されるなど広く普及している。 動画コーデックH.264や音声コーデックAACにも対応しており、高品質の映像を再生できる。
Flash Video
Flash型式の動画コンテンツの配信フォーマット
F4v
F4Vビデオは H.264 ビデオコーデックの高画質コンテナ形式
H.264
H.264はITU-TのVideo Coding Experts Group(VCEG)によって策定された動画圧縮の規格で、2003年5月に勧告として承認されました。もともと、H.26Lという名称で仕様が検討されていましたが、後にISO/IEC JTC 1のMoving Picture Experts Groupとの合同チームであるJVT(Joint Video Team)での規格化作業に移され、現在に至っています。 H.264は従来方式であるMPEG-2などの2倍以上の圧縮効率を実現すると言われており、携帯電話などの用途向けの低ビットレートから、HDTVクラスの高ビットレートに至るまで幅広く利用されることを想定しています。 利用用途はモバイル端末への配信からHDTVなど高品質映像など多岐にわたり、モバイル端末への地上波デジタル放送(ワンセグ放送)で用いる符号化方式として利用されています。
HD
High Definitionの略で、ピクセル数の多い映像のこと。1080i(1920×1080ドット)、720p(1280×720ドット)がこれにあたり、略称は「ハイデフ」となる。 また、特に解像度の高い1080iだけを指して「フルHD」と呼ばれることもある。主にテレビなどの動画に対して使われる言葉で、静止画は同じ解像度でもHDとは言わない。
HDS(HTTP Dynamic Streaming)
Flashプレイヤー10.1以上で対応しているプロトコルです。HTTPプロトコルを使って、ストリーミング配信を実現します。
ID3 tags
MP3ファイルの中に、アーティスト・作成年・曲名等の情報を書き込むための規格である。
IPTV
ブロードバンド回線を使ってテレビ番組を見ることができるサービス。番組を見るためには、ブロードバンド回線にIP-STBと呼ばれる装置を接続し、その装置とテレビをケーブルで接続する。通常のテレビ番組のように、時間割に沿って番組が放送されるチャンネルのほかに、オンデマンドで見ることができるチャンネルも用意されている。
IPマスカレード
IPマスカレードとは、ネットワーク機器に割り当てられたIPアドレスを変換して、1つのIPアドレスで通信ができるようにする手法。ルーターやファイアウォールと呼ばれる機器でIPマスカレードは実現され、変換する性能によって、通信速度や接続できる端末数が決まる。 通常はインターネット上の1つのIPアドレスを使って、企業や家庭内の複数の機器からインターネットを利用するときに利用される技術で、インターネット側からは企業や家庭内の機器へは通信を開始できない(保護される)といった特徴がある。Network Address Port Translation(NAPT)と呼ばれることもある。
IPマルチキャスト
インターネットなどのIPネットワークを経由し、多くのクライアント(ユーザー)に対して、一斉に映像や音楽などのコンテンツを配信するサービスのこと。 一般的に、インターネットで公開されている映像コンテンツなどは映像が保存されたサーバーと視聴するクライアントが1対1のユニキャストで利用するのに対し、マルチキャストでは1つのサーバーから複数のクライアントに同時に配信することができる。 ただし、著作権上、IPマルチキャスト放送が自動公衆送信として扱われ、当初はテレビ放送とは異なる形で権利者の許諾が必要とされたが、2006年の改正著作権法により、IPマルチキャスト放送が有線放送と同じ扱いになり、徐々に対応サービスが普及し始めている。
Media Type
動画フォーマットの種類 FLV (Flash Video - .flv), MP4 (QuickTime container - .mp4, .f4v, .mov, .m4v, .mp4a, .3gp, .3g2 …), MP3 content (.mp3) and SMIL (Synchronized Multimedia Integration Language - .smil)
Media Type Prefix
メディアタイプを指定するための接頭辞 flv: Flash Video (default if no prefix specified) mp4: QuickTime container mp3: MP3 file id3: MP3 file (return only ID3 tag information) smil: Synchronized Multimedia Integration Language(for adaptive-bitrate delivery) ngrp: Named Group (for adaptive-bitrate delivery)
Microsoft Smooth Streaming
Microsoft Smooth StreamingプロトコルはSilverlightプレイヤーを使ってH.264,AAC、MP3コンテンツをオンデマンドやマルチビットレートライブ配信が可能です。シルバーライトプライヤーは多くのパーソナルコンピュータやデバイスに対応しているマルチプラットフォーム、クロスブラウザー対応の技術。
MP4
高画質なコンテンツ配信に適した配信フォーマット
MP4box
mp4ファイル、3gpファイルなどのMP4形式のファイル構造を変更したり、情報を抽出したりするためのMP4コンテナ操作用のフリーソフトです。ファイルの結合や音声合成(MUX)等が行えます。基本はコマンドラインで利用するコンソールアプリケーションだが、MP4BoxをGUIから利用できるようにしたYAMBなどのフリーのラッパーアプリケーションも存在する。
MPEG-1・2
DVDメディアへの記録用フォーマット
OTT
オーバーザトップビデオ。ブロードバンドインターネット経由で見るテレビ放送のこと。特にブロードバンドインターネットに直接“機器”をつないで、パソコン無しで利用する各種サービスの総称として使われている。OTT-VoIPでは、IP電話ができるし、OTT-STBではテレビ映像が楽しめる。インターネットでテレビを見ると言えばIPTVをすぐに思い浮かべるのだが、IPTVは実はインターネットではなく、CDN(Content Delivery Network)と呼ばれる専用のネットを経由して放送されている。IPTV業者と加入契約し専用のSTBを使って視聴するのはこのためである。これに対しOTTではインターネットにOTT-STBをつなぐだけで、Webブラウザ感覚でテレビを楽しむことができる。OTTの場合は、やはり帯域の問題が発生しそうだ。
publish
WEBカメラやDVD、動画データなどを配信できる形式に変換して配信すること。
QCIF
QCIFとは、ITU(国際電気通信連合)が定めた映像信号の形式のひとつで、解像度が176×144ドット、毎秒30フレームの動画を表示できる規格のこと。QCIFはCIF(Common Intermediate Format)の解像度を4分の1(Quarter)だが、そのぶんデータ量も4分の1になる。 物理的にはCIFのほうがより精細な表現が可能ではあるが、見た目のキレイさは人の感覚によって異なるため、絶対的にCIFのほうがキレイに見えるとは言い切れない。 ITUが定めた標準規格のH.261やH.326では、CIFと一緒にQCIFも必ずサポートされている。
Quick Time
QuickTimePlayerで再生するフォーマット(mov他、様々なフォーマットに対応)
re-stream
動画部分自体を編集せずにアスペクト比(縦横比)やサイズを変更できるツール、もしくはCDNを利用している際にオリジンサーバーからエッジサーバーにストリームを転送すること。
Real-Time Messaging Protocol
RTMPと呼ばれる。マルチビットレートによるライブ配信や、オンデマンド配信のほか、共有オブジェクト、ビデオチャット、リモートプロシージャコールなどの機能をサポートしています。
Real-Time Streaming Protocols(RTSP)
RTSPとは、インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワーク上で、音声や動画などをリアルタイムに配信するためのプロトコルです。RTSPを使うとデータをダウンロードしながらコンテンツを再生する「ストリーミング」が可能となります。RealNetworks社、Netscape Communications社、Columbia大学が共同で策定した。IETFによりRFC2326として勧告されています。
RTMPE
暗号化されたRTMP通信方式(Encrypted RTMP)
RTMPT
トンネリングを利用したRTMP通信方式(RTMP tunneling)
RTMPTE
暗号化されたRTMPT通信方式 (Encrypted RTMPT)
RTMPS
SSLを利用したRTMP通信方式 (RTMP over SSL)
Security Token Authentification
セキュリティトークンは、ネットワーク・サービスへのアクセスを認可するための持ち運び可能なハードウェア装置です。 その装置は、スマート・カードの形状のものもあれば、キーケースなどに埋め込まれていることもあります。 ユーザは暗証番号(PIN)を持っており、その装置の所有者であることを識別するために利用されます。 その後、そのセキュリティートークン上にユニークな数値を表示し、ユーザはその数値を利用してサービスにログインすることが可能になります。各ユーザの識別番号は5分程度ごとに頻繁に通常変更されます。
SHOUTcast/Icecast
Nullsoftが開発したストリーミング用サーバおよびクライアントソフトウェア。MP3やHE-AACフォーマットなどのデジタルオーディオコンテンツをメディアプレーヤーソフトウェア向けにブロードキャストでき、趣味または仕事としてインターネットラジオシステムを構築できる。GPLライセンスの同様のシステムとしてIcecastがある。 SHOUTcastはクロスプラットフォーム対応で、フリーウェアである。
VIDEOタグ
HTML5で動画をホームページ上に埋め込む際に使うタグ この<video>タグを使用することで、ユーザーにプラグインをインストールしてもらうことなく、 HTMLからシンプルに様々なフォーマットの動画を扱えるようになります。
Windows Media
Windows標準の動画用ファイルフォーマット(WMV・AVI)

50音順から始まる用語

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アップロード
コンテンツ(動画ファイル)を配信サーバーにFTPやWEBDAVなどを利用して設置すること。
アーカイブ
記録や資料を保管するという意味で使われる広い意味を持つ言葉。一般的には3つの意味で使われている。 1つめはパソコンなどで作成された複数のファイルをデータを圧縮しながら、1つのファイルにまとめることを指す。また、その際に利用されるソフトウェアをアーカイバー(archiver)と呼ぶ。 2つめは、写真や映像、文書など、アナログ形式の過去の資産をデジタル化して保管し、閲覧可能にすること、もしくはそのサービスを指す。テレビ局などが過去に放送した番組をインターネットで提供するサービスなどが代表的。 3つめは、Webページなど、元々、デジタルで作成されたデータを過去の履歴として保管することを指す。
アスペクト比
長方形の長辺と短辺の比率のこと。コンピューターや携帯電話などのディスプレイや、動画再生プレーヤーが映し出す映像の画面の比率を表すときに用いる。
解像度
画面表示や印刷のきめ細かさをあらわす値を指す。 画面表示や印刷は無数の点が集まって表現されており、解像度が高くなるにつれて、相対的に一つ一つの点が小さくなり、緻密で細やかな表現が可能になる。逆に、解像度が低いと、斜めの線がギザギザになったり、曲線が滑らかに表現することができない状態になる。ひとつの画面の中に、縦横に点がいくつ並ぶのかによって、具体的な数値での解像度を表わすことが多い。 また、印刷の場合には、1インチあたり何個の点が表現されているかで解像度(dpi/dot per inch)を表す。
フルHD
縦1080ピクセル、横1920ピクセルの画面のこと。ハイビジョンテレビが表現する最大の画素数が表現できる画面となっている。テレビなどの映像機器メーカーが、ハイビジョンテレビの画素数をフルに発揮できる製品を強調するために、おもに宣伝文句として使われる。 フルHDはあくまで画素数のことを表現しており、高解像度であるが、高画質であることとは関係ない。画質の高さは映像処理技術の優劣によって左右される。 なおハイビジョンテレビは1080×1920ピクセルで、縦横比が16:9となっている。従来の標準画質は480×640ピクセルで縦横比が4:3であるため、ハイビジョンテレビは従来よりワイドなサイズとなっている。デジタル放送では走査線が1080本の方式以外に、520本の方式、720本の方式も同時に放送される。
サーバーポート
インターネットやイーサネットなど、TCP/IPによるネットワーク通信では、IPアドレスに次いで「ポート番号」という重要な要素があります。IPアドレスはコンピューターを特定するためのものですが、ポート番号はサービスを特定するための番号です。 通常、サーバーでは複数のサービス(プログラム)が動いており、それぞれにはポート番号が割り振られています。ポート番号により、同じIPアドレスのコンピューターで違ったサービスを同時に利用できるようになります。 IPアドレスが住所なら、ポート番号は住人の名前といったところです。 普段インターネットを利用するとき、ポート番号を意識しないのは、それぞれのソフトが適切なポートへ自動的にアクセスしているためです。 TCP 1935 RTMP/RTMPT/RTMPE/RTSP-interleaved Streaming UDP 6970-9999 RTP UDP Streaming TCP 8084-8085 JMX/JConsole Monitoring and Administration TCP 8086 Administration TCP 80 RTMPT, Smooth Streaming, Cupertino Streaming, San Jose Streaming TCP 443 RTMPS TCP 554 RTSP
サンプリングレート
音声などのアナログ信号をデジタル信号に変換する際、それが1秒間に何回行われているかを表す数値で、単位には「Hz(ヘルツ)」が用いられる。 音声ファイルに用いられることが多く、音楽CDでは44.1kHz、衛星放送やDVDの音声には48kHzのサンプリングレートが使用されている。
トンネリング
トンネリングとは、ある2点間のネットワークをインターネットの公衆回線を介し、パケットをカプセル化して通信を行うことである。 通信を行うパケットを、別のプロトコルのパケットで丸ごと包み、目的地へと送信することで、中間ネットワークではパケットの中身を見たりすることができないようになっている。また、カプセルヘッダーと呼ばれる共通の形式を用いてカプセル化をし、両端の機器が自動でカプセル化とカプセルの解除を行ってくれるため、両者間で通信プロトコルの相違や経路を気にする必要がない。カプセル化されたパケットが、2点間をあたかもトンネルをくぐって送受信されているように見えるため、トンネリングといわれている。 インターネット上では、データの盗聴や改ざんなどの不正が行われる可能性が蔓延っているため、カプセル化に際して暗号化技術を用いることが多い。
ユニキャスト
インターネットやEメールでのパケット交換方式のひとつで、ネットワーク内で特定の相手にパケットを配送すること。 ネットワーク内で個々の端末はユニークなアドレスを持っており、このアドレスを指定してパケットを送る。通信方式はTCP/IPを使用する。例えばサーバーにアクセスするという動作がユニキャストになる。 ユニキャストに対して、不特定多数の相手にパケット配送することをブロードキャスト、複数の相手にパケット配送することをマルチキャスト、複数の相手を指定してそのうちのどれか一つにパケット配送することをエニーキャストという。 マルチキャストやブロードキャストでは、パケット配送後に、経路上のルータがパケットをコピーして配送するので効率が良く、回線の使用を最小限に抑えられる特長がある。
ストリーミング配信
インターネットなどのネットワークを通じて音声や動画ファイルなどをユーザーが受け取りながらリアルタイムで再生する技術のことです。 ストリーミングを利用することで、ファイルサイズが大きい動画データでもダウンロード時間を無駄に待つことなく再生できるほか、撮影した映像をリアルタイムで見ることが可能です。
消費帯域
帯域とは接続速度のことで、速度を表す単位として【ビット・パー・セカンド:1秒間に送ることのできるデータ量(ビット)】 という単位で表します。 電話回線からの接続なら56kbpsモデム・ISDN64kbps・128kbps等により各帯域速度でインターネットへの接続が可能になります。広帯域に接続する方法として、専用線・インターネット等が挙げられます。広帯域になればなるほど、データ受信のスピードが早くスムーズになります。 この接続速度に収まるようにエンコードする際にビットレート(帯域)を調整してライブ中継を行っております。
ビットレート
ビットレートとは、単位時間あたりに何ビットのデータが処理あるいは送受信されるかを表す用語です。単位としては「ビット毎秒」(bps:bits per second)を使うのが一般的です。圧縮された映像データや音声データが1秒あたりどのくらいの情報量で表現されているかを表したり、通信回線が1秒間にどのくらいのデータを送受信できるかを表したりするのに使います。
伝送速度
伝送速度とは、デジタルデータを伝送する速度のことで、bpsという単位を用いて表される。bpsはbit per secondの略で、1秒間に何ビットのデータが送られるかを表す単位となっている。数字が大きくなる場合はk(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)などのSI接頭辞を付与して、kbps、Mbps、Gbpsなどと表示する。bps以外にも、「バイト/秒」で表される場合もある。1バイト=8ビットに換算されるので、「バイト/秒」はbpsの8倍の数値になる。 インターネットのブロードバンドと呼ばれるものは厳密に定義されていないが、およそ512kbps以上の伝送速度を持つものであるとされる。ブロードバンドはADSL、光ファイバー、CATV、無線通信などによって実現している。データ通信端末では伝送速度の速さがアピールポイントのひとつとなっており、伝送速度の数字を大きく打ち出している。
ワンタイムURL
ワンタイムURLとは、動画コンテンツのアクセス先となるURLをエンドユーザー毎のアクセスの都度に発行し、使い捨てる仕組みのことです。ワンタイムパスワードと同様、パスワードや端末そのものを守るというのではなく、漏えいしても大丈夫なシステムという考え方で使用される機能です。例えば、IDとパスワードが漏えいし、ワンタイムURLが漏れたとしても、URL自体は、その時限りで無効になるため、再利用できないというメリットがあります。
レイテンシー(遅延)
、デバイスに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの遅延時間のこと。レイテンシが小さければ小さいほど、そのデバイスは高性能ということになる。レイテンシーともいう。 データを送出してから実際にデータが相手に到着するまでの間を「片道レイテンシ」、データの送出要求(送出要求自体もデータの一つである)を送出してからその要求に応じたデータが返ってくるまでの間を「往復レイテンシ」と呼ぶ。インターネットにおける往復レイテンシについてはラウンドトリップタイム(Round Trip Time、RTT)とも呼ばれる。
エンコード
映像をインターネットに放送する場合、ストリーミング形式に映像をデジタル化する必要があります。この変換装置がエンコーダです。データを変換するソフトウェアには、Microsoft社のMediaEncoder(無料)、Adobe社のFlash Video Encoderなどを用います。 ハードウェアは、主にパソコンとビデオキャプチャーカード(Video for Windows対応)+サウンドカードで構成されています。映像ソースは主にNTSC(コンポジット)形式の信号です。質の高いデジタル変換を行うためには、ベータカムSPやDVCAMなど放送・業務用(弊社所有)の質の高いソースがブロックノイズを抑えることができます。あるいは、最近話題のIEEE1394インターフェース(OHCI準拠)を持つデジタルビデオカメラキャプチャーカードを利用すれば、簡単にオンデマンド形式のデータを作ることも可能です。
トランスコード
あ動画データをデコードしないで再エンコードすること。例えば、ビットレートが1.5Mbpsのデジタル映像をデコード・再エンコードしないで1.0Mbpsにするといった作業である。原理的には、一旦デコードしてから目的のビットレートで再エンコードするよりも、高速に変換でき、また画質の劣化を防ぐことができる。 動画データの変換前後の動画圧縮コードが同種の場合に限って、解像度を下げたり、フレーム間予測情報を少ない演算で不可逆圧縮するなどの方法で動画データのサイズを小さくすることが中心になる。
コンテナフォーマット
コンテナフォーマットとは、ファイル形式(ファイルフォーマット)のうち、音声や映像といった複数種類のデータをまとめて格納することができるファイル形式のことである。 コンテナフォーマットは、複数のデータを保持し、また、音ずれが発生しないように同期しつつ再生することができる、一種の容器として機能する。映像と音声の他にも、字幕やメタデータなどの付加情報を追加できるようになっている場合も多い。 コンテナフォーマットのうち、音声と映像を中心とする動画ファイル向けのファイル形式は、特に「マルチメディアコンテナ」と呼ばれる。マルチメディアコンテナの他にも、音声の圧縮データを格納する「WAV」などの音声コンテナや、静止画像の圧縮データを格納する「WebP」のような「画像コンテナ」がある。 マルチメディアコンテナの代表的な形式として、Flash Video、MPEG、ASF、MOV、3GPPなどを挙げることができる。
非可逆圧縮
多少のデータの欠落を許容する代わりに、劇的に圧縮効率を高めた圧縮方式。非可逆圧縮方式により圧縮されたデータを復号しても、圧縮前のデータを完全に復元することはできない。 非可逆圧縮は画像や映像、音声などの圧縮に用いられる。これらのデータはプログラムや文字データと違って、多少のデータの欠損や改変があっても、まったく意味が変わってしまうということはない。このため、人間の視聴覚特性を元に人間が認識しにくい成分を削ったり、見えない/聞こえないよう巧妙にデータを改変したりして、極めて効率のよい圧縮を実現している。 非可逆圧縮を採用する圧縮形式のほとんどは、圧縮の程度を指定する機能を備えており、用途に応じて品質と圧縮率のどちらをより重視するか、圧縮の際に指定できるようになっている。
ワンタイムパスワード
認証のために1回しか使えない「使い捨てパスワード」のこと。リモートからコンピュータシステムの内部リソースにアクセスする際によく用いられている。製品の面でもシェアの面でも、PDAや携帯端末、ノートPCなどの外部からのネットワークインフラへの接続に使われるRSAセキュリティのSecurIDが代表的だ。
マルチデバイス
PC以外のデバイス(フィーチャーフォンやスマートフォン、タブレット端末など)を含めた多彩な端末という意味。
テロップ
映像の上に表示される文字のこと。映画やテレビの字幕が代表例。
ベストエフォート
ベストエフォート型とは、最大の結果を得られるよう努力するが、必ずしもそれを達成することは保障できないことをいい、主にサービスの品質(QoS)の保証がない通信ネットワーク、あるいは通信サービスのことをいいます。専用線接続サービスなどで使われる用語で、品質の内容はサービスやネットワークの種類によって異なるものの、最低限保証される通信速度や、メンテナンスや故障による中断時間が最大で1年間にどれくらい発生しうるか、送信したデータが確実に相手に届くかどうか、送信したデータが決められた時間以内に相手に届くかどうか、データに優先度をつけられるかどうか、セキュリティが確保されるかどうか、などがあります。
バッファリング
ストリーミング再生をする際には、開始した時点ですぐにデータが再生されずに、予め一定量のデータをため こんでから再生を始めるのが一般的です。これをバッファリングと呼んでいます。バッファリングとは、再生 時点よりも一時的にバッファに保存して、データ再生時のクオリティを保持するための方法です。 データを先読みすることによって、転送時のトラブルやトラフィックの上下などでデータが正しく送信されな かった時でも、バッファに蓄えられたデータを再生し、再生時のクオリティを保つことができるのです。
ダイナミックストリーミング
ストリーミングサーバとブラウザ間までの回線スピードを検出して、最適なコンテンツを自動選択、直ちにストリーミングを開始するシステム。
プログレッシブダウンロード
プログレッシブダウンロードとは一般的にHTTPプロトコルを利用したダウンロード方式で、ダウンロードしながら再生する配信方法です。ストリーミング方式と、プログレッシブダウンロードの違いは、ストリーミング方式は動画再生に各種ストリーミングフォーマット専用のサーバが必要となり、動画データそのものがエンドユーザのPCに残ることはありませんが、プログレッシブダウンロードの場合、Webサーバでの配信が可能となる反面、エンドユーザのPCに動画データが保存されます。
エッジサーバー
オリジンサーバーに対して、負荷を分散するためにオリジンサーバーのコンテンツをキャッシュして配信するために(複数地点に)設置された配信用サーバーのこと。エンドユーザはエッジサーバーからコンテンツを配信される。
オリジンサーバー
エッジサーバーに対して、オリジナルのコンテンツを保有するサーバーのことで、直接エンドユーザではなく、エッジサーバーに対してコンテンツを配信する。
キャッシュサーバ
キャッシュサーバとは、Webコンテンツ、ストリーミングなどのファイルを蓄積するサーバです。Webコンテンツやストリーミング用のパケットデータを蓄積しインターネットユーザに蓄積されたコンテンツを配信することによりインターネットのトラフィックを減らす効果があります。エッジサーバーと類似、または同意。
コーデック
コーデックとはデジタルメディアの圧縮と圧縮解除に使用されるソフトウェアまたはハードウェアの方式のことです。代表的なコーデックとして、Windows MediaやH.264、AAC等があります。
トラフィック
トラフィックとは、通信経路あるいは通信網全体において転送された、音声や文書、画像などのデジタルデータの量のことです。一定時間におけるトラフィックを計測することで、そのネットワークの利用状況を確認することができます。 トラフィックは増加するほど、サーバや伝送経路への負荷が高まるといった性質のものであり、トラフィックがキャパシティの限界に近づくにつれ通信の安定性が失われていきます。
音ずれ
映像と音声のズレは、録画時や編集後の出力時、エンコード時、再生時など、様々な段階で起こり得る。基本的にはハードウェアの能力不足によるものとハードウェア・ソフトウェアの仕様によるものに分けられ、前者をマシンスペック向上で回避し、後者を手動で補正していくことになる。 音ズレの原因は大きく分けて以下がある。 フレームレート 復号タイムスタンプ(DTS)/表示タイムスタンプ(PTS) A/V Sync ディレイ エンコード、デコード時のフレームレートの指定が間違っている。 コンテナの実装においてDTSをPTSに又はDTSにPTSを代入した場合や、ソフトウエアでPTSとDTSを正しく扱わなかった場合などに音ズレを伴う問題が起きる場合がある。また、負のPTSや負のDTSを使用している場合において問題が起きる場合がある。 ディレイの問題は、遅延フレーム、エンコードに必要な無音区間の挿入、デコードに必要的に出力される無音サンプルなどによって起こる。一部のコンテナやその実装においては、ディレイはタグなどのメタデータによって打ち消す。コンテナがディレイを打ち消す方法を提供しない場合は、映像/音声データの方を調節するしかない。一部独自拡張のタグにディレイ情報を埋め込むエンコーダ(LAMEのLAMEタグやiTunesのiTunSMPBなど)も存在し、様々なソフトウェア・ハードウェアが相性問題を抱えている。
フレームレート
動画において、単位時間あたりいくつフレーム (映像)・コマのこと)が処理されるか、という値である。通常、1秒あたりの数値で表し、fps(Frames Per Second、フレームス パー セコンド)という単位で表す。 動画の処理全般で、映像信号や映像機器の規格の仕様に、性能の目安に、伝送に要求される通信路容量の計算に、などに使われる。特にコンピュータグラフィックスを用いたアニメーションやコンピュータにおける映像編集で、ハードウェア、ソフトウェアの性能により左右され、この値が大きくなるほど動きが滑らかに見えることから重要視される。これが違う映像は、コンバートが必要である。 表示においては、表示するディスプレイやビデオモニターのリフレッシュレートと同期しているのが理想とされる。 60fpsあれば十分に滑らかな映像が再現できるとされ、それを謳い文句とした製品が発売されている[1]。逆に、15fpsに満たない場合はカクカクする。

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